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新たに「生成AIの活用」などに関するコンテンツを加えた2024年度版「GIGAワークブック」を全国の学校向けに無償で提供開始

2024.03.27

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※2024年4月1日更新

一般財団法人LINEみらい財団(以下、LINEみらい財団)は、GIGAスクール構想下(※1)における教育現場の支援を目的に、新たに「生成AIの活用」や「情報防災教育」などのコンテンツを加えた2024年度版 活用型情報モラル教材「GIGAワークブック」(※2)を無償で提供開始しました。

 


2024年度版の「GIGAワークブック」では、以下のコンテンツを新たに追加しました。

 

1. 探究的な学びのための「活用スキル」に関する24のコンテンツ

2. 進化するテクノロジーに対応し「生成AI」などの新しい情報技術と上手に付き合う力を育てるコンテンツ

3. LINEみらい財団が以前より提供していた「情報防災教育(※3)」「金融・情報リテラシー教育(※4)」「SNSにおける青少年の性被害等防止を目的とした教材(※5)」を統合した情報モラルに関するコンテンツ

 

新たなコンテンツが盛り込まれた2024年度版の「GIGAワークブック」では、現在の情報社会で直面する多様な問題に対して、児童・生徒たちが主体的に考えるための力を育めます。本教材の詳細な内容や活用事例については、2024年3月に実施した説明会のアーカイブをご覧ください。

https://youtu.be/s02yFy7vP2M?si=_rxg7EJjxgPVnsO5

 

■「GIGAワークブック」共同開発者 国立大学法人静岡大学教育学部 准教授 塩田真吾氏(※6)コメント

「情報活用能力は学習の基盤となる資質・能力に位置づけられ、探究的な学習を行う上でも必須となる力です。ぜひ今回追加した、情報活用スキルを育成するコンテンツや生成AIなどを上手に活用する力を育てるコンテンツを活用し、子どもたちの情報活用能力を育ててほしいと思います。」

 

■「GIGAワークブック」自治体オリジナル版を導入いただいた東京都教育庁総務部教育政策課 コメント

「本教材は、情報モラルや情報活用について子供たちが主体的・協働的に学べる内容となっており、東京都教育委員会は、学校での学習を充実するため、本教材を導入し展開しています。毎年少しずつ新しい題材が加わることも魅力的です。

 本教材のカード教材を端末上で操作できるよう、東京都では独自に電子化した教材(※7)も公開しています。今後は学校での活用事例を作成し、さらに普及に努めていきます。」

 

2024年度版「GIGAワークブック」は、学年に応じて選べるよう「ビギナー」「スタンダード」「アドバンスド」を用意しており、すべての小中学校・高校で活用いただけます。本教材をご希望の方は以下のフォームからお申し込みください。

 

■2024年度版GIGAワークブック教材ダウンロードお申込み

https://forms-business.yahoo-net.jp/linecsr/s/materials

 

■自治体オリジナル版導入をご希望の方はこちらからご連絡ください

https://line-mirai.org/ja/contact/form.html 

 

■GIGAワークブック自治体オリジナル版の導入自治体一覧

情報モラル育成目標など各自治体独自の要素を反映させた、「GIGAワークブック」自治体オリジナル版を導入している自治体は以下となります(2024年3月現在、公開済みの自治体のみ掲載)。

なお、これまで「GIGAワークブック」は、汎用版、自治体オリジナル版をあわせて14都県71自治体で公式な教材として採用されています。

 

◯都道府県

・東京都「GIGAワークブックとうきょう」

 https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/snsnote.html

・栃木県「GIGAワークブックとちぎ」

 https://www.tochigi-edu.ed.jp/educenter/ICTPortal/moral/gigaworkbook

・長野県「GIGAワークブック信州」

 https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kokoro/shido/gigaworkbookshinshu.html

・山梨県「GIGAワーブックやまなし」

 https://www.pref.yamanashi.jp/kyouiku-kikaku/gigaworkbook.html

・兵庫県「ひょうごGIGAワークブック」

 http://www.hyogo-c.ed.jp/~kikaku-bo/morallink/index.html

・山口県「GIGAワークブックやまぐち」

 https://www.ysn21.jp/wp2/?p=6228

・福岡県「GIGAワークブックふくおか」

 https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/gigawbf2023.html

・大分県「GIGAワークブックおおいた」

 https://www.pref.oita.jp/site/kyoiku/gigaworkbook.html

・宮崎県「GIGAワークブックみやざき」

 https://mkkc.miyazaki-c.ed.jp/miniict-2/

 

◯市区町村

・福島県郡山市「GIGAワークブックこおりやま」

 https://sites.google.com/fcs.ed.jp/gigaworkbookkoriyama/

・神奈川県鎌倉市「GIGAワークブックかまくら」

 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kyouiku-shidou/giga-workbook.html

・神奈川県藤沢市「GIGAワークブックふじさわ」

 https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kyouiku/2023gigaworkbook.html

・神奈川県小田原市「GIGAワークブックおだわら」

 https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/edu-ch/education/se/activity/giga-workbook.html

・岐阜県美濃市「GIGAワークブックみの」

 https://www.city.mino.gifu.jp/docs/823678.html 

・静岡県静岡市「GIGAワークブックしずおか」

 https://sites.google.com/shizuoka.ednet.jp/giga-shizuokacity/ 

・愛知県知多市「GIGAワークブックちた市」

 https://www.city.chita.lg.jp/docs/2021081200019/

・愛知県西尾市「GIGAワークブックにしお」

 https://www.city.nishio.aichi.jp/kosodate/kyoiku/1008194.html

・三重県桑名市「GIGAワークブックくわな」

 https://www.city.kuwana.lg.jp/gakko/kosodatekyouiku/school/gigaworkbook-kuwana.html

・滋賀県大津市「GIGAワークブックおおつ」

 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/070/2487/o/54784.html

・京都府亀岡市「GIGAワークブックかめおか」

 https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/mirai/49804.html

・京都府舞鶴市「GIGAワークブックまいづる」

 https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kyouiku/0000011827.html

・大阪府池田市「GIGAワークブックいけだ」

 https://www.city.ikeda.osaka.jp/kosodate_kyoiku/gakkou/kyozai/17432.html

・徳島県阿南市「GIGAワークブックあなん」

 https://www.city.anan.tokushima.jp/docs/2022102400029/

・香川県高松市「GIGAワークブックたかまつ」

 http://www.edu-tens.net/kyouikuken/jouhou/moraru.html

・香川県東かがわ市「GIGAワークブックひがしかがわ」

 https://www.higashikagawa.jp/soshikikarasagasu/gakkokyoikuka/gyomuannai/ict/4707.html

・熊本県八代市「GIGAワークブックやつしろ」

 https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00321662/index.html

 

 

LINEみらい財団は今後も、教育現場や社会の変化にあわせ、情報モラル等に関する教育活動に取り組み、子どもたちがデジタル社会で生きる力を養うことを支援してまいります。

 

※1 GIGAスクール構想について

 https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_0001111.htm

※2 「GIGAワークブック」開発の経緯についてはこちらのプレスリリースをご確認ください https://line-mirai.org/ja/events/detail/67

※3 「情報防災教育」について https://line-mirai.org/ja/activities/activities-prevention

※4 「金融・情報リテラシー教育」について https://line-mirai.org/ja/activities/activities-finance

※5 「SNSにおける青少年の性被害等防止を目的とした教材」について https://line-mirai.org/ja/events/detail/96

※6 静岡大学教育学部 准教授 塩田 真吾(しおた しんご)

早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。千葉大学特任研究員、静岡大学教育学部助教、講師を経て、2015年より現職。専門は、教育工学、情報教育。第4期静岡大学若手重点研究者に選定。2021年より文部科学省ICT活用教育アドバイザーを務める。

※7 GIGAワークブックとうきょう電子版 https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/giga_workbook/index.html