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和歌山県警察と和歌山県教育委員会に協力し、SNS上のリスクを予見し犯罪被害等防止につなげる中高生向けの新たな教材を共同で開発
2023.03.17
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「自画撮り被害」などを想定し、情報発信時に気を付けるポイントやリスク予見・回避の方法を学ぶ
一般財団法人LINEみらい財団(以下、LINEみらい財団)は、和歌山県警察(以下、和歌山県警)と和歌山県教育委員会(以下、和歌山県教委)に協力し、SNSにおける青少年の性被害等の防止を目的とした中高生対象の新たな教材「SNSによる社会への発信を考えよう」(以下、本教材)を共同で開発しました。
和歌山県内で中学校を対象に本教材の普及を図るほか、全国で広く活用いただけるよう無償で提供します。
■教材「SNSによる社会への発信を考えよう」概要
本教材は主に3つの内容で構成されており、まず、ネットやSNSの特性を理解し、情報を発信する際にはどんなことに気を付けるべきか考えます。次に、性的な写真の送受信を行った際に法や条例に抵触する恐れがあるかを考え、犯罪のリスクについて学びます。最後に、性的な自撮り写真などを送るよう要求される事案に焦点を当て、被害を防ぐための断り方や第三者へ相談する際のポイントを身に着けます。こうした内容を通して、自分が被害者にも加害者にもならないよう、リスクを予見し回避するための考え方や、何かあったときの対応方法について学べるようになっています。
本教材はワークショップ形式になっており、生徒たちが自ら考えグループで議論し、考えを深められるように設計しています。また、授業用スライド、生徒用のワークシートのほか、教員用活用の手引きもセットになっているため、どなたでもすぐに活用いただけるようになっています。
<教材のプログラム>
- 導入・アイスブレイク
- 考えてみよう1 発信する際のリスク