教材の紹介
情報モラル教育教材
子どもたちにはインターネットにおけるコミュニケーションの特徴や利用時の注意点と、情報やICTを活用し情報社会に参画して働きかけるための情報活用を、保護者の皆さまには子どもたちをトラブルから守るためのポイントを、そして教員の皆さまには子どもたちの利用実態や情報モラル教育の実践について伝えています。
活用型情報モラル教材「GIGAワークブック」
GIGAスクール構想に対応し、「情報モラル」「情報活用」をあわせて学べる教材となっています。「情報モラル」では、ネットの特性や適切なコミュニケーション方法、情報のリスクなどの内容を盛り込んでいます。「情報活用」では、ICTの活用場面ごとに適切な 活用方法等について身につけられるようになっています。
本教材は、児童・生徒用の教材と、教師が自ら授業を実施できるよう用意した活用の手引がセットになっています。児童・生徒の教材については、それぞれに貸与されているタブレット端末やPCにデジタル版として配布可能となっています。
児童・生徒向け
●楽しいコミュニケーションを考えよう!「基本編」「悪口編」「写真編」「使いすぎ編」
自分と相手との違いを意識し、上手なコミュニケーションについて自ら考える教材です。
「基本編」の他に、「悪口編」「写真編」「使いすぎ編」の3つがあります。
●楽しいコミュニケーションを考えよう!「リスクの見積編」
「こんなつもりじゃなかったのに」「まさかこうなるとは」というコミュニケーションのトラブルを防ぐ為に、今後のリスクを予想する力を身につける教材です。
●楽しいコミュニケーションを考えよう!「マンガ編」
オリジナルのマンガ教材を使い、生徒同士がディスカッションしながら、ネット上と対面のコミュニケーションの違いを考える内容となっています。
●楽しいコミュニケーションを考えよう!「ネットトラブル回避編」
「自分ももしかしたらトラブルにあってしまうかもしれない」という「当事者としての自覚」の次のフェーズである「ネットトラブルの回避」をテーマとした教材です。子どもたちがネット上のリスクを想像し、トラブルを回避できるような学びを促進する内容となっています。
保護者向け
●楽しいコミュニケーションを考えよう!「家庭での対話編」
「トラブルにあわないか心配」といった保護者の不安を解消するために,トラブルを整理しながら,「自律を目指した3つの対策」を子どもと一緒に考える教材です。
児童・生徒/保護者向け
●SNSノート
「カード教材」を取り入れて、児童・生徒らが話し合いを通じて主体的に学べる教材であることを重視した内容となっており(小学1年生~高校3年生が対象)、インターネットの特性を理解するだけでなく、人による認識の違いに気づき、より適切なSNS、ネットとの関わり方について当事者意識を持って考えを深めることができます。
また、保護者会等でも活用できるよう保護者向けのページを設け、教員の授業準備を容易にすべく授業レポートや児童・生徒のネット利用実態データ、指導案等も充実させています。
情報防災教育
「災害時の情報とのつきあい方」に焦点にあてた教材「情報防災訓練」を提供しています。
教材は「授業用スライド」「情報カード」「生徒用ワークシート」「指導者用ガイドブック」がセットになっており、以下よりどなたでも無償でダウンロードして授業などで活用いただけます。
※本教材はLINEみらい財団の許可なく、転載、改変、複製、頒布、商 業利用しないようお願いいたします。
●情報収集編
災害時を想定し用意された「情報カード」を見ながら、信頼できるものかどうか、拡散しても良いかなどを考え話し合うグループワークや、「だいふく(だれが・いつ・複数の情報を確認)」という言葉を使って情報の信頼性を見極める訓練等の内容が盛り込まれています。
●情報発信編
災害時を想定し用意された「情報カード」を見ながら、発信して良い内容、しない方がいい内容を話し合うグループワークを行った上で、「あまい(安全を確認しよう・間違った情報にならないかな・位置情報を上手に使おう)」というキーワードを使って、情報を発信する際に気を付けるポイントが学べるようになっています。
●情報防災バック編
本教材は、「住んでいる地域に大型の台風が接近している」「友達と買い物中に地震が発生した」という2つの想定のもと、キーワード「こしあん(行動する前に確認しておく情報・信頼できる最新の情報を確認するための方法・安否情報などを共有するための方法)」を使いながら、時間の経過ごとに必要な情報や入手先を考え、自分の「情報防災バッ グ」を準備する内容となっています。
金融リテラシー教育
今後のデジタル社会を生きる子どもたちは、金融について知識として理解するのみならず、上手に使いこなしていくためのリテラシーや情報を活用するスキルも必要です。見えないお金とうまく付き合い、よりよい社会生活を営むための基礎知識を学ぶ内容となっています。
※本教材はLINEみらい財団の許可なく、転載、改変、複製、頒布、商業利用しないようお願いいたします。
基本編
●「信用」ってなんだろう?
子どもたちが金融に向き合う姿勢について自ら考えるため、「信用」と「信頼」の違いやそれらを得ることの難しさ、これからの社会を生きるために信用を積み重ねる重要さについて学ぶことができる内容です。「見えないお金」と上手に付き合うために「信用」の重要性に気づいてもらうため、カードワークやユースケースを通して学べる教材です。
応用編
●「見えないお金」との付き合い方を考えよう
見えないお金である「キャッシュレス」との付き合い方を学び、キャッシュレスについての基礎知識の理解、向き合い方を主体的に考えてもらうための内容です。売り手(送り手)と買い手双方から理解するためのコンテンツやワークシートを元にした学習など実践的な内容で構成されています。
●複利的思考を身につけよう
「複利」を学ぶというと、これまではどうしても「数学」、「計算」というイメージの教材が多く、それらを苦手とする指導者や学習者からは敬遠されがちでした。そこで、「複利」ではなく、「複利的思考」に焦点をあて、情報の広がり方やウイルスの拡散などといった、身近な複利に関する事例や、利子や奨学金などについて考えることで、期間や金利に注意しながら「複利を上手に活用する」ことを目的とした教材を開発しました。