LINEみらい財団
概要
財団目的
LINE株式会社(現LINEヤフー株式会社)は2012年より青少年のインターネット利用環境の整備に取り組み、CSR活動の一環として、学校や企業、自治体、政府機関などと協力し合いながら、主に情報モラル教育活動を展開してまいりました。LINEみらい財団は、これら一連の教育活動から得られた知見やノウハウを、個社のCSR活動に留まらず広く社会に還元し、より広域的・永続的な活動とするため設立されました。
これまでに取り組んできた情報モラル教 育のさらなる充実に加え、これからの社会で必要となる、フィンテックなどにおける金融に関するリテラシーや、災害時のデジタル活用に関する情報防災教育など、子どもたちのデジタルリテラシー向上を果たすために、志を持つ有識者が一同に会するプラットフォームとして機能し、AIやICTに関連した教育・研究・普及啓発活動を行ってまいります。
理事長挨拶
アメリカの建国の父の1人であるベンジャミン・フランクリンは印刷所を経営して新聞を出版し、本を読んで科学を学び、雷が電気であることを実験で証明しました。本を読み、文章を書くことが出来る能力が来たるべき社会の人間性をそだてていくのだ、と彼は述べています。彼は望ましい人間性は英語で humility、日本語に訳すと謙虚な人と考えました。本を読み、文章を書くことが出来れば、自ら学び自分を高め社会の役に立つ人になれる。本を持っていない人のために図書館を作り、読書会を行い、読み書きを教えていきました。これがリテラシーであり、リテラシーの普及がアメリカの建国を担う人材を育てたと言われています。18世紀の事です。
さて21世紀の社会は18世紀とは違います。社会をしっかりと担っていく人間性であるhumilityの重要性は今も昔も変わりません。しかし、21世紀では、急速にデジタル技術、環境、メディアが社会環境として普及してきています。この新しい環境とメディアを駆使する21世紀リテラシーを子供達が学び、希望にあふれた社会を生み出す人として成長することを支援することがLINEみらい財団のミッションなのです。経 済・社会・教育・法律など多方面にわったって新しいリテラシーを普及させる活動を行っていきたいと考えています。
役員
代表理事
理事長:奥出 直人(慶應義塾大学名誉教授)
専務理事:江口 清貴
理事
岩下 直行 (京都大学 公共政策大学院 教授)
上沼 紫野 (虎ノ門南法律事務所 弁護士)
兼宗 進 (大阪電気通信大学 理事・副学長)
坂元 章 (お茶の水女子大学 理事・副学長)
塩田 真吾 (静岡大学 教育学部 発達教育学専攻 准教授)
竹内 和雄 (兵庫県立大学 環境人間学部 准教授)
鳥海 不二夫(東京大学工学系研究科 教授)
中川 一史 (放送大学 情報コース 教授)
藤川 大祐 (千葉大学 教育学部長・教授)
松本 恒雄 (一橋大学 名誉教授)
村井 宗明 (元文部科学大臣政務官)
監事
堀 雅文 (一般社団法人総合研究奨励会 理事・事務局長/一般社団法人国際環境研究協会 理事・事務局長)
顧問
赤堀 侃司 (一般社団法人ICT CONNECT21 会長)
堀部 政男 (一橋大学名誉教授/元個人情報保護委員会委員長)
評議員
出澤 剛 (LINEヤフー株式会社 代表取締役)
実積 寿也 (中央大学 総合政策学部 教授)
鈴木 克明 (熊本大学 大学院社会文化科学研究科 教授)
組織図
アクセス
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
(2023年10月1日、旧:LINE株式会社オフィスより移転)
お問い合わせ
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