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LINEみらい財団、全国の小学校教員を対象に調査した「プログラミング教育必修化に関する調査報告書」を公開

2020.08.06

  • プログラミング教育
  • プレスリリース

プログラミング教育に不安を感じている教員は7割以上
不安払しょくのために「教材の選定」や「授業内容の決定」が必要と推察

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、CSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため、一般財団法人LINEみらい財団(所在地:東京都新宿区、代表理事:奥出直人、江口清貴、以下LINEみらい財団)を2019年12月に設立し、LINEが取り組んできた情報モラル教育やプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでいます。

このたび、LINEみらい財団は、2020年度からの小学校でのプログラミング教育必修化にあわせ、全国の小学校教員を対象にプログラミング教育に関するアンケート調査を実施し、その結果をまとめた調査報告書を公開しました。

<プログラミング教育必修化に関する調査報告書>
報告書ダウンロード

LINEみらい財団、全国の小学校教員を対象に調査した「プログラミング教育必修化に関する調査報告書」を公開

LINEみらい財団は、2020年度からの小学校プログラミング教育必修化の流れを受け、未来のデジタル社会をより良いものにするための担い手の育成を目指し、2019年10月よりプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」を提供しております。あわせて、学校におけるプログラミング教育をサポートするため、LINEの専任講師が学校に出向きプログラミングの授業を補助する出前授業※や、教員の皆さまが学校の授業で簡単に使えるオリジナル教材の無償提供なども行っております。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、現在、出向いての出前授業の対応を見合わせており、オンラインでの遠隔授業を行っております。

本調査は、そうした取り組みの一環として、小学校の教員を対象にプログラミング教育の準備状況やプログラミング教育に対する意識などを明らかにするために実施しました。その調査結果をもとに、年代や教育現場における役割など様々な要因を掛け合わせ分析し、教員にヒアリングを行い考察を加えた上で調査報告書として公開しました。
※調査の一次報告レポートはこちらをご覧ください。

<調査概要>

調査時期:2020年3月27日~3月28日
調査対象:全国の20歳以上の小学校教員
回答者数:618(公立606/私立12)

<調査報告書サマリ>

■プログラミング教育必修化に対して不安を感じている教員は全体で7割以上、20-34歳では約9割

調査対象の教員のうち、73.3%がプログラミング教育必修化に伴う変化に対して不安を感じていることがわかりました。さらに、年代別では、20-34歳の87.8%、35-49歳の77.0%、50歳以上の61.0%が不安を感じていると回答し、教育実践の経験が比較的少ないと考えられる若い世代ほど不安を感じている可能性があることがわかりました。

■プログラミング教育を統括する立場の教員であっても約6割が不安を感じている

学校におけるプログラミング教育への関わり方別にプログラミング教育必修化への不安を見てみると、プログラミング教育を統括する立場である教員の61.6%、授業担当者の75.7%、今後関わる可能性のある教員の76.8%が不安を感じていることがわかりました。プログラミング教育を統括する立場の教員であっても6割ほどが不安を感じているということは、指導力の問題だけでなく、小学校におけるプログラミング教育の制度的問題等が関係していると推測されます。

■教材等を選定できていない教員・授業の進め方や指導方法が決まっていない教員はともに6割以上

調査実施時点で授業で使用する教材やサービスを選定できていない教員は63.1%、授業の進め方や指導方法が決まっていない教員は65.7%にのぼることがわかりました。さらに、教材等を選定済みの教員とできていない教員、授業の進め方等を決定済みの教員と決まっていない教員で、プログラミング教育必修化に対し不安を感じている割合を比べると、両者ともおよそ20~30ポイントの開きがありました。このことから、具体的な教材等の選定や授業内容の決定が不安を払しょくする要素となることが推測されます。

■求められている教材やサービスは「各学年・教科ごとの教材」や「無料の教材」、「出前授業」など

自由記述回答コメントを分析した結果、プログラミング教育の教材やサービスに求められている教材は、「各学年・教科ごとに作られた教材」や「無償の教材」などであることがわかりました。また、「出前授業」や「教員に対する研修」などのサービスも求められていることがわかりました。さらに、全体として、「児童が楽しく学べる」ことや「操作が簡単」であることも重要な要素であることが可視化されました。

本調査結果を踏まえ、LINEみらい財団では「LINE entry」を通して、プログラミング教育の出前授業や、教員の皆さまへの研修内容をさらに充実させ、教育現場の支援に力を入れてまいります。加えて、より子どもたちに楽しんでもらえ、教育現場でも導入しやすいプログラミング教材等の開発を進め、デジタルリテラシー向上に貢献することを通して、未来のデジタル社会をより安心・安全で便利なものにすることを目指してまいります。

「LINE entry」公開時プレスリリース:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2958
「LINE entry」LINE公式アカウント:https://line.me/R/ti/p/@line_entry_jp
「LINE entry」公式ブログ:http://line-entry-blog.line.me/
「LINE entry」公式Twitter:https://twitter.com/line_entry