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LINEみらい財団、静岡市教育委員会、静岡大学と共同で情報モラル教育教材「SNSノートしずおか」を開発

2021.06.11

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市内の全公立小中学校にて児童・生徒のタブレット・PCに導入


一般財団法人LINEみらい財団(所在地:東京都新宿区、代表理事:奥出直人、江口清貴、以下LINEみらい財団)は、静岡市教育委員会と、国立大学法人静岡大学と共同で、GIGAスクール展開にあわせた児童・生徒の情報モラル・リテラシーの強化と向上を目的とした情報モラル教育教材「SNSノートしずおか」を開発し、同教材を公開いたしましたので、お知らせいたします。




LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)と静岡大学は、2014年5月より、インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的に、共同研究を行ない、情報モラル教材を開発、提供しています。*1
また、LINEと静岡市教育委員会および静岡大学は、2016年10月に「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」を立ち上げ、共同研究のノウハウをもとに、静岡大学教育学部の学生が、静岡市立の小・中学校にて授業を行うなど、情報モラルに関する教育の充実に取り組んでいます。*2
*1:詳細プレスリリース:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2014/741
*2:詳細プレスリリース:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1540
   ※いずれも現在は、LINEからLINEみらい財団に移管しております。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅に前倒しとなったGIGAスクール構想*3を受け、2020年度に全公立小中学校の児童・生徒一人ひとりへのPCやタブレット端末の配備が実施されました。一方で、子どもたちの生活面においては、ICT機器の長時間利用による生活習慣の乱れや、SNSを介したトラブルなどが数多く報告されるなど、情報モラル教育の充実は喫緊の課題です。

そのような背景を受けて、LINEみらい財団は、静岡市、静岡大学教育学部准教授 塩田真吾氏と共同で、情報モラル教育教材「SNSノートしずおか」を開発いたしました。

この「SNSノートしずおか」は、前述のこれまでLINEみらい財団が提供してきた教材をベースに、三者で連携の上、新たにGIGAスクール構想を踏まえて「Society5.0*4」や「プログラミング」、「金融・情報リテラシー」などのコンテンツを追加し、PCやタブレット端末でも活用できる教材を想定しています。
また、ICT機器を使ったコミュニケーションの在り方等について、家庭内で適切なルールを作ることの重要性にも着目し、子どもと保護者が一緒になって考えられるようなページも設けています。

本教材は、市内の全公立小中学校の児童・生徒のPCやタブレット端末で利用可能です。
なお、本教材は学齢に合わせた<児童・生徒向け>と教員用の<活用の手引き>で構成しており、LINEみらい財団のホームページから、どなたでも閲覧、ダウンロードによる活用が可能です。
また、近日中にパソコンやタブレット端末の音声読み上げに対応した”ルビ無し版“も、ダウンロードいただけるよう準備いたします。

*3:GIGAスクール構想について:https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_0001111.htm
*4:Society 5.0について:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

■「SNSノートしずおか」教材データ
<児童・生徒向け>
小学校低学年<1> https://d.line-scdn.net/stf/linemiraicorp/ja/events/snsnoteshizuoka_1.pdf
小学校中学年<2> https://d.line-scdn.net/stf/linemiraicorp/ja/events/snsnoteshizuoka_2.pdf
小学校高学年<3> https://d.line-scdn.net/stf/linemiraicorp/ja/events/snsnoteshizuoka_3.pdf
中学校<4> https://d.line-scdn.net/stf/linemiraicorp/ja/events/snsnoteshizuoka_4.pdf

<活用の手引き>
https://d.line-scdn.net/stf/linemiraicorp/ja/events/snsnoteshizuoka_tebiki.pdf

LINEみらい財団は、今後も子どもたちへの教育を通して、未来のデジタル社会をより安心・安全で便利なものにすることを目指してまいります。